第20回  彩雲会展 報告  

2014年 (平成26年) 11月1日 (土)  10:00〜17:00
11月2日(日)  9:00〜17:00  
11月3日(祝)  9:00〜16:00

大阪リバーサイドホテル

 5階大会議室  

  テーマ 創立60周年 永遠の彩雲会

       10月31日(展示会前日)

  18時前から続々会員や久しぶりのOBが会場に集合。今回はレディバードの橋本会長からアドバイスを頂いた回遊性あるレイアウトでテーブル配置をおこなった。初めてなので如何かなとチョット心配していたが中々のもので安心する。看板や彩雲会60年の歩み、資料等を手早くセット。(さすが、皆さんよぅ慣れてはる)
 作品展示は基本的考えとしてスケール順、ベテラン会員順に1/50スケールから展示する。会創立当初、1/50から出発しただけあって、展示機の3/4が1/50である。当日展示の会員やOB、外来機の作品スペースを確保するために多数のデスクを追加する。

       11月1日

  9時前から最後の展示作業。TSMCからも会長以下車で早朝に会場着。予定通り10時前に展示作業を終了し、10時きっちりに村山会長による開会宣言。さぁやるぞと、スペッシャル配給「60周年記念Tシャツ」を着込んだ会員が来場者をニコニコしながらお出迎え。
 
開場を待っていたマニアがオッと驚くような顔をし、会場入り口で立ち止まるのを見て今回は大成功を確信。入り口の伊藤会員のヘリ、川崎会員のB−52から田辺会員のオールド旅客機に続いて「これでもか・・」と並ぶ高見名誉会長の大作品群が観る人を圧倒する。
 その後に続々と各会員の1/50作品が並び、あの世へ旅たった山田宴会部長
のステルス機が娘さんの所から飛来。1/50(1/48)ラストは難波さんの古典機とビジネス機。続くは長曽我部、金子、村上組の大スケール群。彩雲会最後は竹内会員のビックT−33と恒例下岡会員のプラファントム32機。
 こうしてみてみると彩雲会はまだまだ1/50が健在
OBとして小野田、西野、丸山、中西各氏が未だ衰えずと素晴らしい作品を持参し出品。
 物故会員では早逝の名人大町空のピエロ、小武内、岡島各氏の懐かしい作品とTSMC元会長の田古里氏及び山崎氏の作品も展示。
 
外来ではTSMCの白根会長、倉持、松崎、木林氏の作品、FARC渡辺氏、レディバードの橋本氏及び名古屋三点・超人高田氏の大型最新作2機、カラフル水野氏の旅客機で会展を彩って貰う。飛び入りで是非見て欲しいと西宮市・田中(泉水閑)さん、徳島市・山本さんが出品。
  入り口近くには彩雲会60年の年表、懐かしい写真、会報等が展示され特に年配の方々に好評。会場奥にはTVがセットされ小武内元名誉会長出演した懐かしい「痛快エブリディー」(関西テレビ)と新明和工業のUS飛行艇DVDが放映されている。直ぐ横の天井から昔、立川基地近くで模型を作っていた伊神氏のバルサ製ボーイングB−314が今にも飛び出しそうにぶら下がっている。「模型大学」の秋元会長が出品機は289機と数えて下さる。
  さて、会場入り口受付を見ると今まで考えられなかった「妙齢の美女」がニッコリと来展者の応対をしている。
某会員の知り合いのお嬢さんが今日一日限りであるが頑張って貰った。(名前は個人情報のため秘)
 また、他クラブや篤志家から結構な盛り花や高級日本酒をいただき受付近くで披露されている。
名古屋三点クラブ高橋会長、大藪さんも来展いただいたが、そこへ 座骨神経痛で欠席と言っておられたFARCの市岡会長が、どうしてもたまらず、少しでも痛みを和らげるため往復グリーン車で日帰り参加。ありがたいことであります。
(初日アンケート記入人数
:104名)

       パーティー(1日夜6時から・於宴会場)

  スペッシャルゲストや子供、孫を含め90名近い出席が有り。さすが彩雲会の酒池肉林?パーティーと出席者から絶賛?される。   
各界から多数の方々においでいただき、中でもソリッドモデラーには神様のような鈴木幸雄先生が参加された。氏の図面は繊細なタッチで描かれているのでスマートな方かと想像していたが、ちょっと太めの優しいおじさんであった。

 新明和テストパイロット等多数の海自OBの方々も10名近く参加していただきUS飛行艇の苦労話を聞く。
その後 二次会は席を10階ラウンジに移し、浪速の夜景とソリッド談義を楽しむ。

 11月2日

  会長はじめホテルに泊まり込んだ会員が早朝より出勤。何時もの会展なら本日の昼頃には撤収を気にしてそわそわし出しているが、今回は中日とあってゆったりと構える会員が多数。来展される方も3日間と日程に余裕があると都合の良い日に来れるので楽である。  
 
午後にはFARC中島夫妻がR22ヘリコプターを持って来展。この作品は風防が凄く良く出来ているので聞くと「ペットボトル」で作ったという。ホットガンでチョイチョイと暖めればどんな突起風防でも整形できるとか。
 午後にもなると、遠来の他クラブの方々が帰還するので展示スペースが空くが、今回は展示スペースも実態に合わせて増減できるようにしていたので、空き地の発生も無くスマートな運営となった。
帰還する他クラブの方々とは、来年秋お江戸の合同例会でお会いしましょうと握手して別れる。  (中日アンケート記入人数:89名)

 11月3日

  さすが皆さん年をとったのか、2日間開催で慣れていたのか「さすが3日目は疲れまんな」と言いながらニコニコしている。OBの西野、丸山両氏が3日間皆勤、最終日には中西さん小野田さんも顔を出す。
 4時前に集合写真を撮影し、4時から村山会長が「彩雲会は永遠です。棺桶の中までソリッドを引きづっていかなくてはアキマヘン」と閉会挨拶。
 4時から奥方も参加した撤収作業。
奥方も慣れたもので会員共々いろいろな作業を手伝う。5時過ぎには作業終了し「皆さんご苦労さん」と恒例のティータイム。 受付メインマネージャー・フジモッチャンから例会参観希望が若い方は20代から60代まで6名あったと報告あり。大事にせねばと前・後期高齢者会員はうなずく。 全員頷いたところで無事第20回彩雲会展も終了
(千秋楽アンケート記入人数
:67名 計260名、未記入の方が多数あり)  
3日間開催は疲れたが「充実した3日間でした。エエ会展やった」というのが全会員の感想でした。
末筆になりましたが遠近よりご来展頂きました皆様に厚く御礼申し上げます。

以上

    出展者及び出展機数     名前をクリックすれば各出展機が表示されます (数字は機数)

    彩雲会会員

伊藤 紘一 22 葛城 衛 3 金子 進 2 川崎 次孝-1 15 川崎 次孝-2 13
西条 靖男 9 下岡 和宏 (32) 高見 保市-1 14 高見 保市-2 16 高見 保市-3 14
竹内 敏昭 2 田中 博 7 田辺 英夫 9 長曽我部 晃 1 難波 泰之 11
長尾 正 1 堀田 潤一 5 真子 和久 2 真下 伸夫 9 増本 浩一 1
村上 成之 8 村山 周一 5 山本 博行 10 山本 又一 2 渡辺 勲 8

   会友

小野田 徹 6 中島 正宏 1 松木 武 1 丸山 徹 8 本嶋 福憲 1

   物故者

大町 雅美
(
空のピエロ)
1 岡島 義一 3 小武内 省三
(元彩雲会名誉会長)
5 山田 憲光 4 田古里 哲夫
(元TSMC会長)
1
山崎 岩夫
(元TSMC会長)
2

   旧会員

中西 豊 2 西野 良宏 3 門田 正 1 佐々木 隆 2

   TSMC

白根 晋次 3 倉持 薫 1 木林 靖忠 1 松崎 幸治 6

   FARC

市岡 禮助 1 渡辺 孝 1

   三点クラブ

   その他

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