2015年5月例会

    5月24日 リバーサイドホテル 9F・第4会議室 14時から 快晴

 
   ○参加者   村山、村上、佐藤、真子、渡辺、船場、田辺、藤本、難波、伊藤、西条、山内、川崎、 長尾

完成機

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川 崎 コンベア XFY-1 ポゴ (1/50)

難 波 アビアテック B-1 (1/48)

難 波 アームストロング ホイットワース (1/48)

製作途中
村 上 三菱 百式司令部偵察機 (1/32)

田 辺 ERJ−145 (1/50)

船 場 ノースアメリカン P-51B (1/50)

西 条 川西 水上偵察機 瑞雲 (1/50)

西 条 愛知 零式三座水上偵察機 (1/50)

難 波 デハビランド DH80 タイガーモス (1/48)

長 尾 スホーイ T-37 試作戦闘機 (1/48)

写真なし

新人・船場さんが思ったより早くP−51Bの作業が進み殆どモック完成の状態になっていたので、鬼教官の編集長が慌ててサーフェーサー塗りと研ぎ、筋彫りの工程を授業していたため、例会の面白出来事を取材できなかったのは残念でアル。
3時から作者の製作苦労話……  作者の話も為になるが、外野からのウンチクや関連した補足話など色々参考になることが多く大好評のコーナーである。

田辺さん: 省エネソリッドにしようとアクリパイプを胴体に使ったが、主翼・機首等木部との接着が心配。瞬間接着剤を使ったとき折角の透明アクリがガスで曇る恐れも有り、他の接着剤を使おうかと考えている。
外野から アクリ透明部の水分や油脂(指紋)はベンジン等で拭き取っておけば大丈夫と思う。 水分が出たついでに、パテを翼と胴体の会わせ部分等に片側にセロテープを貼りパテ盛りして整形しているが、セロテープの代わりに水を塗ればばっちりパテが剥がれるので、曲面によってはセロテープが使いずらいところでもOKである。塗布する水分は木部を侵さない程度のもので良い。

川崎さん: ポコがやっと完成。長いことやっていたのでいつ頃着手したか分からない。全て手書きでマーキングした。リベット打ちも実機と同じに見えやすいところは見えやすいように、かすかに打っているところは薄くフリーハンドで打った。銀塗装はラッカー系を使っている、銀粉を混ぜるドープが経年で酸化(黒っぽい銀になる)するのを利用して五種類ほどの銀の色分けをしている。

難波さん: 主翼の羽布は張る前に塗装を終わっている。主翼を羽布張りにするか木製にするかは「じゃまくさいかじゃまくさくないか」で決める。タイガーモスのエンジンカウリングは銅板を使っている。
外野から 銅板は火で温めれば紙を扱うようにどんな細工でも出来ます。編集長の好きなローソクの火ではあきまへんで・・ガスの火でやんなはれ・・

船場さん: 手で触っても太った感じでしたが、ダイエットして「ブスタンク」から「ムスタング」に生まれ変わりました。

村上さん: 福岡の市岡さんの百式を見てやりたくなったのですが、市岡さんの所からどっさり資料が送られてきたので今更辞めるわけに行きません。1/32サイズで作っていますが、鉄道模型ならレールの上に並べれば良いのですが、飛行機は場所をとるのでこのサイズが嫁に怒られないサイズです。

長尾さん: 尾翼が対象翼かどうか迷い、パテを盛りすぎたら木が反ってしまいポキリと折れてしまいました。

西条さん: 省略。
24日の夜、田口さんの奥さんから「主人が12日、心不全で亡くなりました」との訃報が入った。
しばらく例会には出てこられて無かったが97艦攻を製作途中だった。市内の古本屋に強く「古本屋探検隊長」の異名もあり色々な資料を探して貰ったものだ。また、1mm厚朴板(印刷の活字を仕切るもの)を友達の印刷屋さんから大量に手に入れられ会員に配って貰いました。これは大変便利物で、今でもコックピット内部の小物作りや色々な場面でに便利に使わせて貰っている。
ご冥福をお祈り致します。合掌

                                                                                                       以上

 

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